2013年3月26日火曜日

ハングリー精神


「将来が怖い、どうなるかわからない」

そう言ったら、親にたしなめられました。
あなたが必死になっているところを見たことがない、と。

恐らく、専門学校や大学の卒業という時期、沢山の人が同じようなことを考えるんだと思います。

今まではただ何も考えずに勉強や運動だけしていれば良かったし、困ったときは周りが助けてくれました。
進路だって、周りを見回しながら、なんとなく先の見通しが良さそうな方向についていきました。

でも卒業してしまったら、そんなやり方は通用しない。
いくら怖くたって自分でやらなきゃいけないし、自分で責任をとらなきゃいけない。

独力でやっていくことへの不安が、とても大きな存在として覆い被さってくるような気がします。
そもそも生きていくことそれ自体、誰に頼まれてやっているわけでもないのに、とさえ思います。
もちろんそんなこと言えやしませんから、口はつぐみます。

そういえば、必死になるって言葉の意味を知りませんでした。
なんとなくこんな感じだろうなって想像はしていました。
でも、自分で体験したことはないな…って思います。

必死の意味を調べてみたら、辞書にはこうありました。


必死とは…

  1. 必ず死ぬこと
  2. 死ぬ覚悟で全力を尽くすこと。また、そのさま。死にものぐるい。
  3. 将棋で、次に必ず王将が詰む、受ける方法がない状態。


今回言っているのは、2番の意味ですね。

でもこれって…死ぬのが嫌だから頑張れるんじゃないですか。
頑張って生きるために死ぬ覚悟をするなんて、なんか不思議な感じがしませんか。

じゃあ生きることに疑問をもってしまったら、必死になれないじゃないですか!!(怒

でもね、本当に死ぬ思いしたことあるかって訊かれたら、ないと思います。
食うに困ったことはないですし、学校も無事卒業してます。
道端でいきなりチンピラにナイフを向けられたこともないし、車にはねられたこともありません。
そういえば、自転車乗ってるときにはねられました。当てられた程度ですけど。

お前贅沢言ってるよ、って言われてしまったら、それまでかなとも思います。
本当に生きたいやつの気持ちが分かるかって、わかりません。すいません。

思えば、何かを欲したときに、手を伸ばしたことが殆どないように思います。
つまり、ハングリー精神がまったくない。

親が世話を焼いてくれたので、それに甘えすぎました。
一時期は親を責めたことがあります。甘やかしたよねって。
でも凄く後悔しています。

親が甘やかしてくれたのも親心からだし、何よりほったらかしといた日には私は死んでしまっていたに違いない。
それだけ生きる力がなかった。
だから甘やかしたのも、彼らからすれば選択肢のない選択だったと思います。
それを証拠に、今の私はすっからかんです。
健康な身体も、冴えた頭ももちあわせていない。

こうしてぬくぬくと育った私。
今までが幸せだっただけに、これから転落人生が始まるかと思うと、いっそ時計の針が止まればと思うこともあります。

未来に明るい夢を持てないことほど、寂しいことはありません。
夢のない人間に、ハングリー精神や必死さを求めることは無意味です。

まず夢を見させてやらないと。

…というわけで、皆さんは夢や欲望に忠実であってください。
別に他人に迷惑をかけなければいい。
毎日の楽しみが少しあるだけで、きっと人生って豊かになると思うので。

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