2013年1月11日金曜日

好き嫌い


僕はtwitterをしているんですが、リツイート(RT)というのがいまいちピンときません。

現実に当てはめるとすれば、「これ面白かったよ!!」って報告するようなもんなのかも。
あるいは呟きを引用したいとき。

特に反応に困るのが、教訓めいたRTを乱発されたとき。
いい言葉を教えてくれるのはありがたいんですが…なんでRTしたのかなって考えると複雑な気持ちになります。

それはたぶん、自己啓発本や雑学に似たものを感じるからかもしれません。
「~したほうがいい」
「~は身体にいい」
そういう教訓めいたことを言われると、頭が痛くなります。

老婆心で言ってくれるならありがたいんですが、裏に自己顕示欲が透けて見えたりすると、聞いててやるせなくなります。

好き嫌いで語ればいいと思うんです。
「挨拶はちゃんとできるようになろう」っていうけど、別にいいじゃないですか。
そんなの、人とうまくやっていきたければそうすればいい話だし。
「挨拶のできる人って素敵だわ」って言えばいい話です。
「トマトってリコピンが入ってるから肌にいいのよ」なんて言われるより、「トマトは酸っぱいから嫌い」って言われたほうが楽しいです。

特に最近目についたのは、「嫌いってのがわからない。嫌いになれるほど対象を全部知ってるわけじゃないのに」って意見でした。
そんなの言い出したらなんでもそうです。
一面だけを見て嫌いになるということは充分あると思うし、好きなもののことは全部知ってるのかって、そんなことはないし。

わからない、って表現してる以上は嫌いって言うのは悪だ!って話ではないみたいですが、個人的には嫌いっていうのは良くないと思ってるから書いてるんだろうなと感じました。

それだけ嫌いって響きが強力ってことかもしれませんね。
そりゃ他人に対してすぐ嫌いだとか言ってたらそれこそ自分が嫌われちゃいますが、いい子ちゃんぶって無難にまとめた意見しかださないよりは、よほど使い手のある情報だと思うんですけどネ。

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