2013年1月20日日曜日

俺が悪いんじゃないのに


今朝、親に怒られました。
ぐうたらするな、って。

僕が怒られたときにいつも思うのはこうです。
「俺が悪いわけじゃないのに」

たとえばダラけて働かないとか、ギャンブルが好きとか、ちょっと人の気持ちがわからないとかね。
あと、睡眠時間が他人よりちょっと多いとか。

なんで僕が怒られるかな、と思うわけです。

普通だったら、それはお前が悪い、という。

でも例えば、顔が悪かったとしたら、それは僕が悪いんでしょうか。
働く能力がないのも、僕が悪いんでしょうか。
努力しても出来ないとしたら、それは努力が足りないだけなんでしょうか。

僕は努力も大してしてないので、声を大にして文句を言う資格はない。
けれど、努力してたって出来なかったとしても、きっと努力が足りないんだと言われるだろうな。

成功するまでは、努力が足りないんだと言われる。

でもね、正しくやったら皆うまくいくとは思わないです。
状況は良くなるかもしれないし、それならそれでいいが、周りが努力して成功してるから、あんたも努力が足りないだけだって言われたら、違う人間なんだから、同じようにしても違う結果になるかもよ、とは思う。

顔が悪い人はアイドルになるなんて難しい。
そんなもんですて。

だから不細工な人は不細工を馬鹿にされても、なんで俺が…って思うでしょう。
いい生活してたらイケメンになるって、そんなことがありますか。

美醜に関してはね、救いがないですね。
お笑い芸人になるという手はある。

そういう意味では、僕の怒られた内容とまったく同列に並べることはできない。
けど、僕が怒られるときに思うのはそんなこと。

ある意味では責任転嫁ですけどね。
背負って生まれてしまった物は仕方ないって。

病気なんかも似たようなもので、「ああ、なんで私こんな身体で生まれてしまったんだろう」って恨むこと数えきれない人もあるでしょう。
皆のように楽しくできなくて、私がなにをしたって言うんだ。こんちくしょう、って。

でも、周りは分かってなんかくれない。
だって、違う人生歩んでるんだからね。

そういう意味では、「俺が悪いわけじゃないのに」なんて、思っても口に出しちゃいけません。
不幸な人は多分、皆似たようなコトを考えてるし、言ったところでそれは拒絶でしかない。

もう何も口出さないでくれ、って。

ほんとにそうされたら、口だされないで、放っとかれて、しまいにゃ孤独になってしまう。
砂漠に一人、みたいな。

注意ってのも、ある程度は喜ばないといけません。
ただ、応えられるかどうかはわからないし、出来ないと苦しい。
しなきゃってわかってても出来ない、実現できなかったら、相手に見放してもらうのを待つしかない。

応える力がないってのは寂しいことですね。
誰からも必要とされないということだから。


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