2013年1月22日火曜日
生きる力
麻生さんの、延命治療に関する発言が注目されていますね。
本人が望まないなら、延命治療をする必要はないんじゃないかって。
そうですね、僕もそう思います。
別に社会保障費や税金がどうということではなく、人間の在り方として、それでいいと思います。
ベッドの上で動けないのに、楽しくもない余生を送りたくないでしょう。
家族に迷惑かけて、すまないねって謝ることも出来ずに。
人間が生きるって、何気に大変なことですね。
僕も最近、自分ひとりでは生きて行かれない気がしてきました。
人はひとりで生きてるんじゃない、とか言う人もありますが、そんなことないと思います。
もちろん他人を頼らなきゃ社会生活はできないし、生きていくことは出来ないけれど、他人を頼る力だって、所詮は自分の力なのです。
多くの人は見返りもないのに力は貸してくれないでしょう。
たとえ一回目は貸してくれたとしても、二度三度と、お返しもなく頼みに行ったら、門前払いされるに違いありません。
だから、最初から返せるものをもってない人は、どうしようもないわけです。
そういう人は、頭下げて、嘘ついて、姑息な手を使ってでも生きてゆくしかない。
それが嫌なら、ちょっぴりのプライドをもって死んでいくしかないでしょう。
よくドラマや映画で、自殺志願者を助けるシーンがありますね。
あれはあたかも感動的かのように描かれますが、僕は共感できません。
そこで自殺志願者を助けたとしても、どうせあとで死にたくなるように思います。
生きる力と意志をなくしてたら、それは死んでるようなものです。
死んでしまったらなにもかも終わりだ、命あってのものだねだ、と言いますが、それは生きてるのが楽しい人の意見であって、苦しい人は早く人生を終えたい。
出来ることなら、なんとかやり過ごして終わりたいが、そうできないから自ら死ぬ。
老人ついでに、若者も死を選びたい人は選べればいいなと思います。
無理やり生かされてる人間なんて、いても邪魔なだけです。
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