2013年1月14日月曜日

転換


以前は、夢を持たない人はダメだと思っていた。
人生の輝きは、夢や目標をもってこそ増すものだと考えていた。

だから自分は夢をもっていたし、それに向けてある程度頑張っているつもりでいた。
けれど最近、夢なんてなくてもいいと思い始めた。

たとえ夢をもったとしても、叶う見込みが少ない場合、諦めたっていい。

そこで諦めるから叶わないんだと、暑苦しいことを言う人もあるかもしれないが、どんなに頑張っても叶わないことというのはあるだろう。
もちろん試してみなければわからない。
けれど、ある程度試すと、自分の得手不得手もわかるというものだろう。
今は第二の人生を歩むのは難しいようだ。

だから、適正がないと思ったら諦めるのも、ひとつの判断だと思う。

そうなったときに、残りの余生をどう過ごすかっていうと、その日その日の楽しみを受け取っていくことになるんだろう。
だから漫画とか本とか、スポーツとか、趣味を追い、仕事に追われ、日々が過ぎていく。
それだけでいい。

公務員を目指す安定指向の人間が増える気持ちもよくわかる。

しかし、夢を追い求める人が減るのは少し寂しくもある。
不景気が人の人生までも小さくまとめる、そんな気がする。

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